2014年3月21日金曜日

コタキナバルの道路・・ラウンドアバウトと運転

コタキナバルに来てほぼ毎日車を運転していますが、マレーシアは左側通行、右ハンドルで日本と一緒なので最初から抵抗はありませんでした。

でも、コタキナバルには”ラウンドアバウト”がたくさんあり、慣れるまでは大変でした。


ラウンドアバウトとは、信号のない円形交差点のことでイギリスが発祥地といわれてます。

最近は日本でも取り入れる場所があるようです。

右側から来る車が常に優先、進入時は右側を見ながら


結構タイミングが重要です

車の後部座席から撮ったのでわかりずらいですね^^;

クアラルンプールに行った時は、ラウンドアバウトは殆どなくて、田舎になるほど多いようです。

確かに車が少なければ信号より便利です。

ラウンドアバウトに入る前に減速しますが、時々ラウンドアバウト内で事故も見かけるので気をつけないといけません。大体無理に入った車がいて、そこに減速しないで突っ込んだ車が・・というパターンが多いようです。


このラウンドアバウト。

確かに交通量の少ない場所では便利です。信号は要らず、待っている車が無いのに赤信号で待つ必要も無い。

だから田舎ではとても重宝される仕組みだったのでしょう。


しかし!!


現在のコタキナバルは交通量が非常に多く、渋滞もあちこちで発生。その渋滞の先は・・大体このラウンドアバウトなのです(それか事故または故障^^)!!

たとえば、交通量の多い幹線道路とラウンドアバウトで交わる、細い道があるとしましょう。


幹線道路を走ってきて、直進したい車は、細い道とはいえ車が出てくる可能性もあるのでラウンドアバウトで減速しないといけない。減速が重なると、渋滞が発生します。

一方、細い道から来た車は、交通量の多い道路と交わるので一旦停止しますが、タイミングが悪いといつまでたってもラウンドアバウトに入れない。

と、両方にとってあまりよくない状態になります。

ではどうすればよいかと言うと、普段は細い道の方を赤信号で止めて、幹線道路の車は安心して青信号で通行させ、ときどき細い道の車の方も青になれば、お互いに便利です。

なので、ラウンドアバウト+信号の組み合わせ、または警察官の交通規制が必要になります。もちろんこれもコタキナバルではよくあるのですが、まだまだ十分ではなく、渋滞が頻繁に発生してしまいます。

また2車線の道路とつながっている場合、ラウンドアバウトも2車線のものが多くあります。

これの問題点としては、

例えば右側の車線からラウンドアバウトに入り、直進しようと思ったら左側の車線の車がそのままラウンドアバウトを曲がって右折しようとして衝突してしまう(ウィンカーを出せばいいのだが出さない車が多い)・・とか、

左側の車線で直進しようとする車が、自分の入り口の次の出口(つまり自分にとって左折出口)で出る車の流れが邪魔で直進できず、いつまでたってもラウンドアバウトに入れず、後ろに並ぶ左折の車はイライラ・・

など色々とあります。

2車線のラウンドアバウトは結構慣れるまで難しいです。

などなどいろいろ書きましたが、早く渋滞なくなってほしい!!が結論です。








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