2014年3月19日水曜日

不法移民の強制連行に遭遇

先週末、センターの海沿いを車で走っていたら、不法移民を乗せたトラックに遭遇しました。


もしかしたら他の犯罪で捕まった人たちである可能性もありますが、家族連れだったので不法移民の可能性が高いです。


トラックの荷台に鉄格子がついていて、中は丸見えでした。


そこには子どもを含む家族連れが泣きながら乗っていました。


そこに乗っている息子と同じくらいの小さな子どもたちをみたらとても悲しい気持ちになりました。


コタキナバルやサバ州には、フィリピンやインドネシアからの不法移民が多く住んでいるそうです。


マレーシアの方がかなり豊かであるという経済格差と、距離的な近さから移民が多くなっています。時々摘発も行われますが、過去には移民局の係官が違法かつ大量にIDカードを発行していたこともあったそうで、なかなか根絶は難しいです。


特にフィリピン南西部からはボートですぐにサバ州東岸に着けるので、なかなか取り締まりも難しいです。


不法移民をマレー半島に移住させないためなのか、コタキナバルからクアラルンプールに行くときは、同じ国なのにパスポートが必要になります。(マレーシア人はIDカードが必要)


ちなみにサンダカンやクチンなど違う州でもボルネオ島内であればパスポート不必要です。


私は初めての海外生活ですが、日本に住んでいたらこのような場面に遭遇しなかったとおもうし、生活していて意識することはなかったと思います。


色々と考えさせられる出来事でした。

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