2014年4月4日金曜日

キナバル山登山!その1

今回は夫が先日行ったキナバル山への登山について書きたいそうなので、
以下は夫が書いた文章です!

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キナバル山は4,095メートルと富士山よりも高く、よく「東南アジア最高峰」とも言われるので日本からの観光客も多い人気の山です。

また特に登山の特殊な技術がなくても、歩いていけば登れてしまうこと、また熱帯にあるため雪が積もらず、年中いつでも登れることもかなりハードルを低くしていると思います。

今回は男性の友人二人と、ガイドさん一人の三人で登りました。


2泊3日のツアーが多いようですが今回は時間が無いため1泊2日です。


2泊の場合は最初の日の夜、キナバル山の麓にある山荘に泊まるため高度順応がよりよくできますがややお金が高いのと時間がかかります。


ちなみにキナバル山の麓にある山荘は、キナバル公園の中だと高いですが外でも近くて安いところがあります。1泊2日のツアーにして、最初の日の夜はそういうところに泊まってもいいかもしれません。


キナバル山では山小屋と事務所周辺のレストランなどすべてがサバ公園局から高級ホテルチェーンのステラグループに運営を委託されているので、運営の質は高いのですが値段も高いです^^



行く道の途中で下から見たキナバル山、雲がかかってて見えないことも多い

土曜日の朝、私が運転してコタキナバルを朝7時に車で出発し、キナバル山中腹の、公園事務所に8時40分ごろ到着。下の写真の、右側の建物が事務所です。


キナバル公園本部を下から見たところ、本来は後ろにキナバル山が見える



土曜日の朝だから早かったですが、普段だと2時間以上かかると思います。


平日だと特に、トラックが多くて上り坂をゆっくりゆっくり登るので、そのあとについてしまうとカーブが多いため抜くに抜けず時間がかかります。


公園事務所前に駐車しようと思ったら満杯だったので、上の博物館?の前に車を停めます。
事務所で聞いたらそこでいいと言われましたが、空いて無かったらたぶん下の駐車場になると思います。公園の外になるのであまりそちらには停めたくないところです。


キナバルバルサム、公園内のあちこちにあります

準備してから事務所で登録し、ジャミさんというガイドと会います。


ここでジャミさんから、荷物は持たなくていいか?と言われます。


1kgで10リンギット・・


最初はもってもらうつもりがなかったのですが、「荷物重いと大変だよ」「途中で疲れると楽しめないよ」とか、かなり必死に営業してくるし^^、これもガイドの一つの生業なんだろうなと思い、みんなで5kg分頼むことにしました。


ハイビスカスの一種?

私は水やお弁当をもってもらったのですが・・これが大きな間違いでした。

苔がいっぱいです
下と比べるととても涼しい


次に登山口のゲートまで車で向かいます。
数キロはあるので歩けないこともないですが車の方が楽です。
この車もほとんどの場合ツアーに含まれています。


登山口で登り始めることを告げて、署名し、IDタグをもらい、午前10時、いよいよ登山開始!です。




木も結構趣が。

ここから宿泊するラバンラタ山荘まではジャングルの中を歩くような感じで、下界から比べると大分涼しいですがそれでも登るのでかなり暑くなり、みんな半袖半ズボンです。

よく見る蘭の一種

途中ウツボカズラがあったり、きれいな花があったり、ちょこちょこ珍しそうな鳥がいたり・・というぐらいで、後はひたすら登り続けます。

名前はわからず・・だけどよく見ます


なんとなく気持ちが焦り、早め早めに登ってしまったのですが、結局早く着いて暇だったのでいろいろ観察したり楽しみながら登ればよかったな、と思ったりします。

すごく小さなウツボカズラを発見

階段も多いし、登山道自体はとても整っているのですが・・なんとも斜度がきつすぎです。
急坂をずっと登っているようなかんじでした。

こんなかんじの階段状の道をひたすら歩く、結構暑い

途中昼食を食べようと思いましたが、ジャミさんがいない!!

ランチとか水を預けてるのにいつもどっかいってしまうので、、結局途中から自分で全部持つことに^^

彼らはガイド同士で話したりするので、いつも遅れますが、足が速いのですぐ追いつきます。。


10時に出発して、結局14時半ぐらいにラバンラタ着。
着いた時にはホッとしましたが、、


ラバンラタ小屋、周辺にはほかの小屋もあるがみんな食事はここ
荷物を下ろして、部屋に落ち着いて・・・


まだまだ日が高いので、かなり暇です。


この小屋にはボイラー、シャワー室があるのですが故障中(直る見込み無し)のため水しかでません。水も超冷たい。


なので下の食堂にある熱湯と水を混ぜて、ちょっとだけ体を洗いました。



耐熱性の容器と、石鹸があるといいですね。


午後4時半からご飯が食べられるので、さっそく食べに行きます。
さすがにステラグループ、結構おいしいです。

食堂

しばらくすると夕日が沈み始めます。この景色はすごかったです。次の日の日の出もすごかったですが、雲の上から見るのは荘厳、絶景・・なかなか言い尽くせません。

夕焼け
この頃やっと山小屋に着く人もいて、別のルート、マシラウルートから来たみたいです。そちらの方が大変です。



あちこちに咲いてます



ラバンラタから頂上を望む、すごい角度



いよいよ次の日は朝から頂上を目指します。

次に続きます!


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2 件のコメント:

  1. 食堂がすごい綺麗ですね!山にあるとは思えない感じですね。

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  2. 食堂もすごく綺麗に維持されていました。料理もかなりおいしかったです!働いている人は週に一度くらい下山するみたいですが、大変ですよね。

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