2014年6月17日火曜日

コタキナバルの人種の割合

マレーシアは多民族が住んでいる国ですが、半島側のマレーシアとサバ・サラワク州がある東マレーシアで人口構成がかなり異なります。

コタキナバルはマレー系55%、先住民系(カダザン・ドゥスン族など)20%、中華系20%、インド系が1%以下、その他4%だそうです(大体の数字です)。

クアラルンプールに行った時は、インド系の人が多かったので、同じマレーシアでも半島とボルネオ島では住んでいる人種の割合が大分違うことが実感できました。

コタキナバルの人種の割合は新聞に掲載されていたのですか、多民族が住んでいる都市なので、人種や民族について発言する時は気をつけましょうと言うことでした。

これは実際に宗教、民族などのデリケートな問題に関して時々政治家や有名人などがデリカシーの無い発言や行動をすることが背景にあるのだと思います。

マレーシアは民族だけでなく、言語もマレー語、中国語(その中でもいろいろある)、インドの言語(タミル語が主流らしい)、英語、先住民の言語など色々入り乱れ、宗教もイスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教、仏教などがあります。

こんな風に入り混じっているとちょっとしたきっかけで暴動になったり、果ては内戦になったりする国や地域が世界には多くあります。旧ユーゴスラビアを始めとして、最近ではウクライナ、イラク、ナイジェリアなど。

マレーシアは色々と小さな問題はあるにしても色々なバックグラウンドを持つ人々がうまく共存しています。

こういった点が私にとってはマレーシアの面白い点、大きな魅力の一つです。


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