2014年8月15日金曜日

マレーシアのプライバシー

日本ではベネッセの顧客情報流出や、万引き犯の防犯カメラ映像の公開などがニュースになっているようですね。

しかし!多分マレーシアでは、これらはそこまで大きな問題にならないのではないかと思います。

なぜならみんなプライバシーにとても鈍感というか、あまり気にしないから・・


最近やっとマレーシアでも個人情報保護の法律が施行されたようですが、それまでは結構全く知らない会社からメールやダイレクトメールが届いたりしていました。


また、小さなお店に行くとよく店先に「この人万引き犯(Pencuri)です」と書いた写真が掲示されています。

大体画像が粗いので、なかなか人の特定は難しそうですが。


また私の住んでいるコンドミニアムも、ちょっと見渡すと別室の人の部屋の中がすぐに見えてしまうような構造になっています。

私の隣の部屋は、廊下からキッチンが見えるので、よくご飯を作ってる匂いや話し声が聞こえます。


極めつけは先日の銀行でのこと。銀行で相談があって、銀行員の女性と話していたのですが、

「あなた、あのコンドミニアムに住んでるの?あそこはね、XX階に日本人が住んでるのよ。知ってる?XXさん。」

「ちょっと話したことあるよ。」

あの人はね、XX万円であそこ買ったのよ。現金でね。すごいわよね。日本からもうこっちに移住するんですって!あなたも買えば?

「・・・」

また別の日は

「あなた車買わないの?お金貸すわよ。」

「いや別にいまのところはいらないよ。」

「え?日本人の○○さんは、新しい車買ったのよ。日本から奥さんが来て、古い車じゃいやだ!って言ったんですって。でもお金が足りなくて、ローンにしたのよ。」

「・・・」

こんなこと日本の銀行員が言ったら大問題になると思うのですが。

逆に日本は個人情報保護や、プライバシーにちょっとうるさすぎるのかもしれません。

と大らかなマレーシアにいると思います。

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