2014年7月1日火曜日

火事多発中!

最近、あちこちで火事が起きているのを聞きます。

サバ州でも学校が焼けたり、工場が焼けたり、村の一部が焼けたり・・

とほぼ毎日のように火事のニュースがありました。

昨年には、夫の同僚の家が全焼して、逃げ遅れた同僚のお父さんが
全身にやけどを負う、という事故もありました。

30日未明には、センポルナとラハ・ダトゥの中間ぐらいにある、Kunakの村で、100軒以上の家と50以上のお店が焼けるという大規模な火事があったようです。

100 houses, 50 shops up in smoke

またコタキナバルから3時間ぐらい南に行ったところのテノムでは、4歳の子供が朝食の準備中の火事でなくなっています。

Boy, 4, Killed in fire

(画像は全部イメージです)
Image by RaymondTan85 on Flickr

原因はいろいろで、ニュースを見るとほとんどの場合「原因は調査中」とかで終わっているので、何が原因かわからないのですが、こちらで生活していると火事が起こるのも無理ないな~と思ってしまいます。

なんでかというと・・

☆ たばこをポイ捨て。しかも火をちゃんと消さない。

たばこのポイ捨ては日本でもありますが、それでも大体みんな捨てた後踏んだりして火を消しますよね。

こちらでは結構火がついたまま道端に捨てたり、車から捨てたり・・たまに建物の中でも床にそのまま捨てちゃったりします。

床がタイル張りのところが多いので、いいと思っているのかもしれませんが、たまにくすぶっているのを見たりすると、危ないな~と思います。

喫煙者も多いし、社会的にも喫煙に関して寛容です。なのでたばこに起因する火災もかなり確率が高くなりますね。

Image by Raul Lieberwirth on Flickr

☆ 電気の配線が適当。電器器具が壊れやすい。

これは実際うちで体験したのですが、乾燥機をたこ足配線していたところ、コンセントの分配器のあたりがなんとなくきな臭いなぁと思ったら、焦げていました!!

乾燥機は結構消費電力が大きいので、おそらく分配器の限界の電力量を超えて焦げちゃったのだと思います。安全装置とかないんですね。

日本は100Vですが、こちらは220から240V。私は一度感電してしまったことがあるのですが、100Vとは比べ物にならないショックです。しばらく放心状態になります。

夫の同僚の家の火事の原因は漏電だったようで、元々の配線の造りがわるかったようです。

とわかっても電気業者を訴えたりするかというとそうでもなく、火災保険にも入っていなかったので家が焼けただけで保険金も出ません。

Image by AlanD on Flickr

☆ 防災設備、防災意識の低さ

私たちが住んでいるコンドミニアムでは一応火災報知器らしきものがあるのですが、時々誤作動なのかテストなのかずっと鳴り響いたり(すごくうるさいです)、廊下にある消火器がある日突然消えていたり(その後なぜかすごく古い消火器になっていた)。

また夫の会社の入っているビルはとても古いのですが・・

あるとき火災報知器がなっていたので「どうせまた間違いだろう」と思っていたら階下から焦げ臭いにおいがしてきて、廊下に出たところ警備員が来て早く逃げろ!と言われて必死で逃げ出したとか(結局ボヤだったらしい)。

ということで火事に関する意識や、防災設備はまだまだ日本と比べて貧弱だと思わざるを得ません。自分の身は自分で守らなくては、と真剣に思います。


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