川崎病とは乳幼児に発症する熱性の病気です。
血管が炎症をおこし、最悪の場合は心臓の冠動脈に瘤ができて心筋梗塞になってしまいます。
治療が早ければ早いほど心臓の後遺症のリスクが軽減するそうです。
息子は最初40℃近い高熱で医師の診察を受けると「急性扁桃炎」と言われ抗生剤を処方されました。
抗生剤を飲んでも熱が下がらない、座薬も全く効かない。
こんなことは初めてでした。
再度医師の診察を受けて抗生剤を変更しても熱が下がる気配なし。
5日以上の熱、下が赤い、抗生剤が効かない、発疹、眼の充血・・・ネットで調べると「川崎病」の症状にぴったり。
次の日もう一度医師の診察を受け「おそらく川崎病なので今すぐ大きな病院に紹介するので、そこで入院になります。」といわれ、覚悟はしていたもののいざ診断されるとパニックになってしまいました。
2歳なので私も病院で付き添い、それはそれは大変でした。
直ちにグロブリン治療が始まり、途端に熱が下がる・・・やっぱり川崎病だったんだ。
次の日も熱が上昇したのでグロブリンの点滴をしたのですが以降は平熱で経過。
幸い心臓のほうも問題なく、現在は年1回心臓のエコー検査をするのみです。
今考えると日本で川崎病になってよかったのかな。
日本で小児科を診察している医師は川崎病の知識もあるし、治療できる病院もあって処置が早かったので大事にいたらなかったと思っています。
退院してからは、インフルエンザに罹らないよう人ごみは控え、外出時は必ずマスクをする生活でした。
川崎病から1年経った今の息子は、元気いっぱいに走り回って、旅行にもたくさん行って、普通の生活をしています。
走るの大好き!! |
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