サバ州では、東海岸の安全問題について特に観光産業にとっては死活問題というのもあり真剣に取り組んでいると思います。
東海岸の警備を行う組織の設立、装備の近代化、夜間航行禁止令など・・
それでもやはり長い海岸線を守るのは難しく、またサバ州内にすでに居住している移民の中に協力者もいて、誘拐や侵入などが起こっているようです。
観光産業としては、100パーセント安全とは言えないけれど、がんばって警戒してるし大丈夫ですよ、と言いたいところです。
しかし最近連邦政府のえらい人が、「サバ州の東海岸を安全にするのは無理」と言っちゃったらしいのです。
ついぽろっと本音が出たのだと思うのですが、サバで努力してる人たちから見たら、やっぱり残念な発言ですよね。これに限らず連邦政府とサバ、サラワクとはよく諍いというか考え方の違いがあります。
根本的には歴史問題と経済格差があると思うので、なかなか短期間ではこの問題は解決しないと思います。
コタキナバル周辺の観光客数はかなり増えているらしいので、ほんと残念ですね。
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